交通事故鑑定人の選び方

【交通事故鑑定人の選び方】
交通事故鑑定なら是非とも弊所にご用命を・・・と申し上げたいのですが、実を言えばそこまでの期待をなされても困るというのが実態。
鑑定人には得手・不得手、更には御依頼人様や弁護士との相性という厄介なものが存在するからです。
今回は交通事故鑑定人の選び方についてお話ししましょう。


【テレビの中の交通事故鑑定人】
テレビとかでは解けない謎をサラリと解いちゃう鑑定人が出てきます。
一見、派手に見える交通事故鑑定ですが実はエラく地味で単調な世界。
格好良く見えるのは成功した一番格好が良い事例を取り上げているから。
それとテレビ映えさせるプロの演出も大きい。
成功談の裏には多くの失敗体験が隠れているのはどの鑑定人も同じ。
再現ドラマで最も多く取り上げられた私が言うのですから間違いありません。
だからテレビの世界は虚構と思って忘れて下さい。

テレビの鑑定人



【交通事故鑑定人の得手不得手】
交通事故を起こす自動車は数万点の部品で構成されています。
車が走る道路にしても道路交通法にしても、高い専門性があります。
どの分野一つ取っても一生を賭しても極めきれません。
交通事故を解明する上で一人の人間で全てカバーするって不可能なんです。
だから、鑑定人には必ず得手不得手があると思って下さい。
交通事故なら全て大丈夫! どんと来い!
なんて仰る御仁は詐欺師か霊能力者に分類して良いでしょう。

得手不得手



【交通事故鑑定のクオリティー】
交通事故鑑定には公的な資格がなく誰でも鑑定人になれます。
つまり、「交通事故鑑定人」と自称した瞬間から鑑定人。
クオリティーも鑑定人によって違います。

下掲の画像は実際に鑑定に用いられた画像です。
勿論、弊所が書いたのが右側。

鑑定比較


鑑定人には資格がないのでクオリティにも基準がありません。
雑な手書きですまそうとする残念な御仁もおられます。

鑑定比較



【交通事故鑑定人ガチャ?】
鑑定人に限らず人間は自分の弱点を晒したがりません。
対抗鑑定として相手から突っ込まれることが日常の鑑定人なら尚のこと。
また、鑑定人の技量もクオリティーもマチマチ・・・
交通事故鑑定人に得手不得手があるのに依頼者からそれが見えない。
つまり、鑑定人ガチャと言われても仕方ありません。

外れガチャガチャ当たりガチャ



【交通事故鑑定人を選ぶ裏技】
鑑定人ガチャという側面がある反面、ハズレを引くリスクを下げる裏技があります。 今回はその裏技を紹介しましょう。


マル秘テク その1 鑑定書閲覧
実際にその鑑定人が実施した類似事例の鑑定書を閲覧申し出てください。
見せられない鑑定人は碌な仕事をしていないと見てイイです。
個人情報を盾に見せない御仁もいますが、そもそも鑑定に個人情報とか要りません。
必要な情報は、性別・年齢・身長・体重ぐらい。
鑑定書は多くの実務者間で閲覧されるので本来、個人情報は書いちゃダメなんです。
鑑定書を見せてと言って怒り出す御仁はもってのほかでスルーが宜しいかと。

鑑定書


マル秘テク その2 実績(第三者評価)

一般の人が通販でモノを買うときに参考とするのがレビューとかの第三者評価。
裁判官も同じ傾向があって、他の人間からどのような第三者評価を得たのかを参考にします。
様々な評価がありますが、中でも官公庁、特に警察などの司法からの鑑定依頼は高評価!
また、司法から拝受した感謝状も更に高い高評価に繋がります。

鑑定実績


感謝状



【最後に】
私が最高の鑑定人と思うのは自身の苦手分野が来たとき得意とされる鑑定人を紹介できる人です。
くどいようですが、交通事故という事象は鑑定人一人の力で全てカバーするコトは不可能なんですから。

これまでに書いたコトはハズレを引く率を下げる小手先です。
多くの裁判に関わってきた中で強く感じたことは依頼者の人間力でした。
弁護士と二人三脚で鑑定人を探すことをお勧めいたします。



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